テストステロンとは?
テストステロンは、性欲、筋肉の成長、骨密度の維持、記憶や集中力の維持など、多くの身体的・精神的な機能に関与しています。しかし、年齢とともにテストステロンのレベルは自然に低下し、それに伴い多くの症状や問題が現れる可能性があります。
テストステロン補充療法とは?
テストステロン補充療法は、体内のテストステロンのレベルを正常化し、それに関連する症状を改善するための治療法です。
期待できる効果
- 記憶力、集中力、認知機能の向上
- 筋肉量の増加
- 体脂肪の減少
- 血糖の改善
- 性欲の向上、EDの改善
- 骨密度の増加
- 生活の質の向上
*セルフチェック
加齢男性症状調査表(HeinemannのAMSスコア)
- 総合的に調子が思わしくない
- 関節や筋肉の痛み
- ひどい発汗
- 睡眠の悩み
- よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
- いらいらする
- 神経質になった
- 不安感
- からだの疲労や行動力の減退
- 筋力の低下
- 憂うつな気分
- 「絶頂期は過ぎた」と感じる
- 力尽きた、どん底にいると感じる
- ひげの伸びが遅くなった
- 性的能力の衰え
- 早朝勃起(朝立ち)の回数の減少
- 性欲の低下
5項目以上当てはまるなら、男性ホルモンが低下している可能性が高いです!
副作用
生理的な範囲の補充であれば、副作用はほとんどありません。
過剰に投与すると
- 精巣の萎縮、無精子症
- 男性型脱毛
- 多毛症
などが起こる可能性があります。
以前は心血管疾患の増加が懸念されていましたが、最近の研究で否定されています。
前立腺肥大に関しても、むしろテストステロン不足が原因という考えが主流になってきています。
前立腺癌の発生は否定されていますが、既に前立腺癌の治療を受けている方は治療できません。
実際のデータを見ても、効果に対して安全性は非常に高い治療と言えます。
4500人のメタ解析では、心血管疾患や前立腺関係の副作用も出ていません。
プロゲステロン
プロゲステロンは女性ホルモンの1種ですが、男性でも前立腺などで造られています。中年期以降では血中濃度の定量では女性と差がありません。
主にテストステロンのブレーキとして働いています。
男性での作用はまだ不明な点は多いものの、
- 前立腺機能の調整
- 性欲の抑制、精子数減少
- 免疫調整作用(抗炎症効果)
- 神経保護効果
- 抗不安効果
- 睡眠の改善
- 骨代謝改善
- ヘアサイクルの延長=脱毛の改善
などがあります。
外傷性脳損傷や様々な神経障害、前立腺肥大症、前立腺がん、骨粗鬆症などの男性関連疾患の治療に有効である可能性があります。
副作用
男性への薬理学的量の投与については十分研究されていません。体内ではテストステロンに変換されるため、生理的な範囲の補充であれば、副作用はほとんどありません。
治療の流れ
予約
アプリ(CLINICS)を入れてください。ご都合の良い時間枠を選べます。
電話の必要はなく、変更もアプリでできます。
診察
予約した日時にアプリ(CLINICS)を立ち上げてお待ちください。医師の診察が始まります。
初診は対面診療とさせていただきます。
再診の方は、オンライン診療がご利用いただけます。
症状、生活習慣から、不足している可能性が高いホルモン、栄養素の摂取、生活習慣の改善を提案します。
支払い
アプリに登録したクレジットカードからの引き落としになります。
銀行振り込みも対応しています。
オンライン診療(再診の方のみ)
予約
アプリ(CLINICS)を入れてください。ご都合の良い時間枠を選べます。
電話の必要はなく、変更もアプリでできます。
診察
予約した日時にアプリ(CLINICS)を立ち上げてお待ちください。医師の診察が始まります。
再診の方は、オンライン診療がご利用いただけます。
支払い
アプリに登録したクレジットカードからの引き落としになります。
銀行振り込みも対応しています。
発送
治療キットを発送します。早ければ翌日にお届けします。
ただし、在庫の状況によっては数週間お待たせする可能性があります。
価格表
初診料 相談のみの場合 | 0円 6600円 (税込み) | |
再診料 | 3300円 (税込み) | |
テストステロン/プロゲステロンクリーム (自家調合) ☆院長愛用 容量: 3か月分 *症状に応じて比率が変わるため、幅があります。 | 33000~55000円 (税込み) | |
複合ミネラル(自社開発) ☆院長愛用 100ml/本(約1か月分) | 1650円 (税込み) |
※テストステロン補充療法は保険適用外となります。保険診療でもできますが、2~4週に一回の筋肉注射のみになります。
どうしても血中濃度に波ができてしまいます。打って1週間は脱毛などの過剰症状が出たり、打つ前は体調や気分が落ち込んでしまうなどの症状が起こり得ます。塗り薬のほうが血中濃度が安定します。
血液検査は必要?
『男性の性腺機能低下症ガイドライン2022』によれば、フリーテストステロンが8.5pg/ml未満の場合、治療を検討することが推奨されています。
テストステロンの数値には個人差があり、一人の中でも日によって、また測定するタイミングによって変動することがよくあります。結果が出るまで数週間かかるという不便さもあります。
しかも、たとえテストステロンの数値が基準内であっても、強い症状を感じる方がいます。
男性更年期障害の診断は数値だけでは難しいところがあります。
血液検査は必ずしも必要ありません。
診断の際は、実際に感じている症状を重視することが大切です。